| 区間 | Doo-Up A | Doo-Up B | Doo-Up C | NTT Data | 三菱重工 | 区間記録 (上:Doo,下:本物) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1区(21.3Km) | 高井誠治 1:42:15 (1:42:15) | 岩崎恭行 1:34:18 (1:34:18) | 石田敦士 1:32:52 (1:32:52) | 田中宏昌 1:32:50 (1:32:50) | 森永直樹(Doo) 1:55:54 (1:55:54) | 1:28:41(河野(NTTD),98) 1:01:13 |
| 2区(23Km) | 市岡隆興 1:28:07 (3:10:22) | 後藤仁志 1:33:22 (3:07:40) | 安達裕司 1:25:24 (2:58:16) | 栗田祐一 1:45:07 (3:17:57) | 山口俊宗 1:29:15 (3:25:09) | 1:23:32(安達,96) 1:06:46 |
| 3区(21.3Km) | 田中健太郎 1:39:43 (4:50:05) | 上森一範 1:30:40 (4:38:20) | 新井亮一 1:53:11 (4:51:27) | 嶋田優 ---- (----) | 小俣誠 1:59:19 (5:24:28) | 1:17:33(市岡,98) 1:02:49 |
| 4区(20.9Km) | 大松禎 1:38:06 (6:28:11) | 川崎紘誉 1:38:49 (6:17:09) | 猿田正恭 1:47:11 (6:38:38) | 柴田淳(Doo) 1:31:58 (----) | 河手健治 1:52:43 (7:17:11) | 1:27:26(上森,96) 1:00:56 |
| 5区(20.7Km) | 西本圭介 1:44:47 | 土屋直毅 1:40:29 | 安達裕司 1:47:32 | 濱崎盛昭 1:51:20 | 梅原伸介 1:45:19 | 1:24:31(俊宗・安達,97) 1:10:27 (参考記録) |
| トータル | 8:12:58 | 7:57:38 | 8:26:10 | 記録なし | 9:02:30 | 7:49:02(98) |
スタート直後は、彼女の前でいいところを見せようとするBチーム岩崎が先頭を引っ張り、NTTデータ田中さん、Cチーム石田、Aチーム高井が続く。三菱重工での参加となったDoo-Up森永はスタート直後から遅れ出す。ロングでの実績のある田中さんが後続を大きく引き離して中継すると予想していたが、田中さんは夏からほとんど走ってなかったらしく、トップ通過をしたものの2位石田との差はたったの2秒であった。石田は不思議と常に安定した成績を残すのはいったいどうしたことなんだろう。前半健闘?した岩崎はトップから約1分半遅れの3位、重量級の仲間入りを果たしている高井は10分遅れ、森永は1週間前に登録され、調整不足のためか、23分差であった。
なお、特別参加(1-2区を連続)のNTTデータ河野さんは、田中さんの直前に中継所を通 過した。
データ〜C(0:02)〜B(1:28)〜A(9:25)〜重工(23:04)
( )はトップとの差
今年の2区は各区間のエースが集い、激しいトップ争いが期待された。まず、走り始めてすぐに、Cチーム安達が、データ栗田さんをかわしトップに立つ。安達は向かい風と信号にはばまれ区間記録の更新はならなかったものの、区間1位のタイムで3区に中継した。栗田さんは走る前に同区間を走るAチーム市岡さんから国道1号をまっすぐいけばよいと言われていたらしく、最初15号で高島町で1号と合流することを知らずに、合流手前で無理矢理右に曲がり1号に入ろうとして痛恨のタイムロスをした。結局3つ順位を落とし4位で通過した。2位で通過したのはBチーム後藤。2週間前の河口湖マラソンでは市岡さんに勝つという大金星をあげ、今回も期待された。3位から1つ順位を上げた。新婚の市岡さんは、沿道に実家のある郁子さんからの熱い応援を受け、自身の2区の記録を3分更新し、区間2位の3位通過であった。20km前後の距離には滅法強く、5区の区間記録(参考記録)をもつ重工チーム俊宗さんは、5位でスタートし怒涛の追い上げが期待されたものの、体調不良のためか、爆発しなかった。
C〜B(9:24)〜A(12:06)〜データ(19:19)〜重工(26:53)
なお、戸塚中継所で一部選手の荷物が運搬されてないことが判明し、ここから今回の悲劇が始まった。
この区間はDoo-Up1年生の田中(A)とDoo-Up10年生の上森さん(B)の争いが注目されたものの、年季が若さを圧倒する形であっさり勝負がついた。2番目にスタートした上森さんはあっさりAチーム新井をかわし、2位に約12分の差をつけて中継した。新井は田中にも抜かれ、3位に後退した。かつてインカレ出場3回を誇る新井も最近は練習が出来てないようだ。田中は区間2位ではあったが上森さんと約9分差、完敗である。重工の小俣さんは、まだ走歴が浅く、区間4位であった。もう一人のランナー、データ嶋田さんは、戸塚で起こったトラブルの犠牲となり、致命的なコースミスをした。ここでNTTデータは途中棄権となった。
B〜A(11:45)〜C(13:07)〜重工(46:08) データは棄権
Cチーム猿田が実績では一歩抜け出てており、Aチーム大松とデータチームで参加のDoo-Up柴田、Bチーム川崎、重工河手さんとの前評判であった。一番期待された猿田は、練習不足に加え西湘バイパスに侵入するというミスを犯し、順位を守るのみであった。トップスターとの川崎は、就職を期に足柄に住みコースを熟知する大松に43秒詰められるのみでトップを守り、この時点でBチームの優勝は確定した。大松は11分後に中継所に現れ、そのまた10分後に猿田が走り終えた。続いて重工河手さん、3区で棄権となり、孤独な走りとなった柴田は参考記録ながら区間1位で一矢報いる形となった。
B〜A(11:02)〜C(21:29)〜重工(50:02)
戸田マラソンで好走した元坊主頭の土屋(B)と、河口湖マラソンで惜しくもサブスリーを逃し坊主頭が決定した西本(A)の坊主対決、さらに今日2区間目の元祖坊主頭安達(C)の坊主対決、三菱重工第2の実力者で記録では土屋・西本を上回る重工梅原さんの上り対決は、トップスターとの土屋が優勝に花を添える区間賞の走りで制した。西本は坊主への不安感と膝の痛みで区間2位にとどまった。区間3位は、梅原さん、5区を楽しめたとのレース後のコメントは驚きである。安達は山がきつくなるに従いペースが落ち、途中歩くなど、精彩を欠く走りで区間4位という結果に終った。トップがゴールした後に小田原をスタートしたデータ濱崎さんは、黙々と夕闇の箱根路走り、トップゴールから2時間以上遅れて無事芦ノ湖にゴールした。
その頃、3区で行方不明となったデータ嶋田さんが平塚中継所にたどり着いたとの連絡が入った。鶴見に置き忘れた荷物を取りにデータチームのサポートカーが駆り出されたことで、初参加にもかかわらず往路中一番迷いやすい3区をサポートなし走ることになり、3区を彷徨するという悲劇が起こってしまったようだ。
今年の優勝タイム7時間57分38秒は大会記録である。(編集部注:大会記録は98年の7:49:02。文中の記述は安達氏の勘違いと思われる。)